2019年4月20−21日

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    2019年4月20日(土)

    9:30〜10:15 東浜

    ダイゼン 113

    オオソリハシシギ 12

    チュウシャクシギ 71

    ダイシャクシギ 1

    ホウロクシギ 3

    イソシギ 1

    キョウジョシギ 14

    オバシギ 3

    トウネン 3

    ハマシギ 470

     

    10:30 舞手川河口

    クサシギ 1

    イソシギ 1

     

    11:30〜12:30 東浜

    ダイゼン 322

    オオソリハシシギ 67

    チュウシャクシギ 103

    キョウジョシギ 17

    オバシギ 7

    ハマシギ 1650

     

    ズグロカモメ 1

     

    4月21日(日)

    6:40〜9:00 大新田〜東浜

    ダイゼン 372

    オオソリハシシギ 65

    チュウシャクシギ 108

    ダイシャクシギ 3

    ホウロクシギ 5

    ソリハシシギ 1

    イソシギ 1

    キョウジョシギ 99

    オバシギ 2

    コオバシギ 2

    トウネン 1

    ハマシギ 2500

     

    ズグロカモメ 1

     

    13:30 蛎瀬川河口

    タシギ 2

    イソシギ 2

     

     

    大新田後背地(東浜〜舞手川までの海岸林・農地・河川汽水域)で観察した鳥類

    カルガモ、カイツブリ、キジバト、アオサギ、ダイサギ、コサギ

    コゲラ、ハヤブサ、ハシボソガラス、シジュウカラ、ヒバリ

    ツバメ、ヒヨドリ、エゾムシクイ、センダイムシクイ、メジロ

    シロハラ、ツグミ、コサメビタキ、キビタキ、オオルリ

    スズメ、アトリ、カワラヒワ、ホオジロ、ホオアカ、アオジ

     

    ---------------------------------------------------------------------

    <コメント>

    ・春の渡り期のシギ・チドリ類のカウントを行った。

    ・満潮時には東浜のテトラの上でシギ・チドリ類は休息していた。

    ・両日とも晴天で気温が上がり、潮が引いた干潟にシギ・チドリ類が移動すると、陽炎の影響でカウントはかなり困難であった。そのため潮の引き始めと満ち終わりに東浜や周辺に集まってきたシギ・チドリ類を中心にカウントを行った。

    ・オバシギは4月が飛来のピークになる種だと思われるが、ごく少数しか記録されず、気がかりである。

    ・チュウシャクシギが100羽を超えており、今年は飛来の時期が早いのかもしれない。

    ・オオソリハシシギが67羽しかカウントされず、GW頃にまだ数が増えるのかどうか注目である。

    ・ダイシャクシギとホウロクシギは潮が引いても東浜の岸近くの泥質部に残って盛んにヤマトオサガニなどを採食していた。

    ・中津市内は田んぼなどの後背湿地で過去にシギチがよく入っていた場所も見て回ったがどこも乾いており、シギチが利用できそうな場所が全くない状況であった。

    ・21日の満潮時に大新田の後背地の海岸林・農地・河川汽水域を歩いて探鳥した。オオルリ・キビタキほか渡り途中の小鳥類やハヤブサ2羽などが観察された。

     

    東浜のテトラの周りを飛ぶハマシギの群れ

     

    東浜のテトラにとまるシギ・チドリ類の群れ

     

    干潟の汀線沿いで採餌するホウロクシギとオオソリハシシギ

     

    東浜で休息するホウロクシギとダイシャクシギ

     

    鉄塔にとまるハヤブサ。よく見ると上にもとまっていて2羽である。

     

    大新田の海岸林で観察したキビタキ。さえずっていた。よくコジュケイの鳴きまねをしていた。

     

    干潟にはカブトガニ。うかつに歩けないほどそこら中にいっぱいいました。

     

    <和田>

     


    2019年3月15−16日

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      3月15日(金)

       

      12:30〜12:45 東浜

      ダイゼン 364

      メダイチドリ 2

      キョウジョシギ 47

      ハマシギ 3867

       

      13:50 蛎瀬川河口

      イソシギ 1

       

      ズグロカモメ 42

      クロツラヘラサギ 10

       

      14:40 田尻の田んぼ

      タシギ 8

       

      14:50 田尻マリーナ

      シロチドリ 11

       

      15:20 鍋島

      ダイゼン 14

      シロチドリ 17

      メダイチドリ 22

      ハマシギ 222

       

      オオタカ 1

       

       

      3月16日(土)

      9:30〜9:40 東浜

      ダイゼン 179

      ハマシギ 3200

       

      9:50〜9:55 三百間

      ダイゼン 140

      オオソリハシシギ 1

      ハマシギ 429

       

      13:15〜14:30 東浜

      シロチドリ 11

      キョウジョシギ 25

       

      ツクシガモ 1

      ズグロカモメ 33

       

      14:55〜15:20 鍋島

      シロチドリ 5

       

      クロツラヘラサギ 14

      ヘラサギ 6

       

      15:35〜15:50 蛎瀬川河口

      イソシギ 1

       

      ズグロカモメ 25

      クロツラヘラサギ 1

       

      16:00〜16:40 東浜

      ダイゼン 357

      シロチドリ 11

      キョウジョシギ 45

      オオソリハシシギ 1

      ハマシギ 2800

       

      ズグロカモメ 44

       

       

      ---------------------------------------------------------------

      <コメント>

      ・モニタリングサイト1000の調査期間外ではあるが、例年中津干潟では3月のお彼岸の頃にハマシギなどの個体数が増加することが分かっており、毎年この時期にカウントを行っている。

      ・今回もハマシギは15日の東浜と鍋島のカウント数を合計すると4,089羽となり、中津干潟の越冬個体群よりは増加している。3月に入りそろそろ春の移動が始まり、中津干潟の越冬個体群に国内の周辺地域で越冬していた群れが移動の途中で合流したものではないかと思われる。

      ・オオソリハシシギ1羽が記録されているが、冬の間もずっと1羽が記録されており、越冬個体の可能性が高い。

      ・クロツラヘラサギは16日に合計で15羽、ヘラサギは6羽がカウントされた。両種とも中津干潟での最大飛来数となった。これも移動途中の群れが合流したものと思われる。

      ・16日は一日中風が強く、午前中は雨も降り、調査がなかなか困難であった。

       

      東浜に集まってきたダイゼン・ハマシギの群れ

       

      ズグロカモメ 頭が黒くなってきているものが多かった。

       

      クロツラヘラサギの群れ

       

      採餌を始めたクロツラヘラサギ

       

      伸びをするクロツラヘラサギ

       

      ヘラサギ・クロツラヘラサギの群れ

       

      ヘラサギ

       

      オオタカ

       

      ヨシガモ オス

       

      婚姻色が出てきているアオサギ

       

      タシギ

       

       

      <和田>


      2019年2月2−3日 冬季集中調査

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        2019年2月2日(土)

         

        11:00〜11:30 東浜

        ダイゼン 379

        シロチドリ 7

        キョウジョシギ 35

        ハマシギ 2000+

         

        ズグロカモメ 24

         

        11:45〜12:15 鍋島

        ダイゼン 5

        ハマシギ 35

         

        ツクシガモ 10

        トモエガモ 13

        ビロードキンクロ 30+

        アビ類 6

         

        13:10〜14:00 大新田

        ダイゼン181

        シロチドリ 16

        アオアシシギ 4

        ハマシギ 3300

         

        ズグロカモメ 94

        ツクシガモ 7

         

        14:30〜15:30 三百間

        ダイゼン 241

        シロチドリ 7

        オオソリハシシギ 1

        アオアシシギ 1

        キョウジョシギ 41

        ハマシギ 188

         

        15:50〜16:00 蛎瀬川河口

        イソシギ 1

        クロツラヘラサギ 6

         

        アメリカヒドリ ♂1

        オオタカ 幼鳥1

         

        16:40〜17:45 東浜

        ダイゼン 26

        シロチドリ 41

        ダイシャクシギ 3

        キョウジョシギ 26

        ハマシギ 3181

         

        ツクシガモ 14

         

         

        2月3日(日)

        12:30〜12:40 東浜

        シロチドリ 13

        ダイシャクシギ 1

        ツクシガモ 14

         

        12:50〜13:05 大新田

        ダイゼン 101

        シロチドリ 1

        ダイシャクシギ 3

        ハマシギ 2310

         

        ズグロカモメ 16

         

        13:15〜13:45 三百間

        ダイゼン 148

        シロチドリ 5

        オオソリハシシギ 1

        アオアシシギ 2

        キョウジョシギ 1

        ハマシギ 350

         

        ズグロカモメ 13

         

        13:50〜14:05 蛎瀬川河口

        クロツラヘラサギ 7

         

        14:15 東浜の田んぼ・水路

        タシギ 5

         

        --------------------------------------------------------------------------------

        <コメント>

        ・複数の調査員による冬季のシギ・チドリ類集中調査を実施した。

        ・2日は天気も良く、午後からの三百間の調査は干潟に入り、沖へ歩いて行ってシギ・チドリ類をカウントした。

        ・3日は一日小雨が降ったり止んだりの天気だった。

        ・シギ・チドリ類は2日が多く、3かはやや少なくなった。

        ・満潮時、ダイゼン・ハマシギなどのシギ・チドリ類は豊前市沖のカキ養殖イカダ上にねぐらをとっているのを確認した。

        ・ズグロカモメは潮が引くと広大な干潟全体に分散してしまいカウントするのが難しいが、2日の大新田からのカウントで94羽が記録された。

        ・ツクシガモは東浜に14羽が見られた。

        ・鍋島沖の海上にビロードキンクロの群れとアビ類(オオハムもしくはシロエリオオハム)が観察された。

         

        三百間の干潟を沖でカウントしている様子

         

        ダイゼンとキョウジョシギ

         

        東浜に飛来したハマシギの群れ

         

        東浜沖の干潟で採餌するツクシガモ

         

        蛎瀬川河口のクロツラヘラサギ

         

        豊前市沖に浮かぶカキ養殖イカダの上にとまるシギ・チドリ類の群れ

         

         

        <和田>

         

         

         

         

         


        2019年1月12日

        0

          2019年1月12日(土)

           

          9:00〜9:20 大新田

          ダイゼン 88

          オオソリハシシギ 1

          キョウジョシギ 1

          ハマシギ 1365

           

          ズグロカモメ 57

          ツクシガモ 8

           

          9:30 蛎瀬川河口

          タシギ 4

          イソシギ 1

           

          ツクシガモ 1

          クロツラヘラサギ 2

           

          9:50〜10:15 東浜

          ダイゼン 105

          シロチドリ 37

          キョウジョシギ 12

          ハマシギ 1700

          ミユビシギ 1

           

          10:45〜11:20 鍋島

          ダイゼン 44

          シロチドリ 65

          メダイチドリ 11

          アオアシシギ 3

          キョウジョシギ 38

          ハマシギ 212

           

          ズグロカモメ 2

          ツクシガモ 9

           

          14:00 蛎瀬川河口

          ズグロカモメ 13

          ツクシガモ 1

          クロツラヘラサギ 3

           

          14:20〜16:20 東浜

          タゲリ 10

          ダイゼン 177

          シロチドリ 19

          キョウジョシギ 18

          ハマシギ 1390

           

          ズグロカモメ 32

          ツクシガモ 8

           

          16:30 舞手川

          イソシギ 1

           

          -------------------------------------------------------------------------------

          <コメント>

          ・越冬期のシギ・チドリ類をカウントした。

          ・全体的にシギ・チドリ類は少なめであった。

          ・この冬は鍋島の干潟をシロチドリやキョウジョシギなど多種のシギ・チドリ類が利用している。

          ・ズグロカモメはここ数年越冬数が増加傾向であったが、今冬はまだ少ない。

          ・クロツラヘラサギは前日11日のガンカモ調査時に中津市沿岸で6羽を記録している。

           

           

          干潟が干出し始め、東浜に飛来してきたシギチドリ類とツクシガモ・ズグロカモメ

           

          クロツラヘラサギ(1月11日撮影)

           

          <和田>


          2019年1月11日 ガンカモ調査

          0

            中津市内の海岸の越冬ガンカモ類の個体数調査を実施した。

            調査区域:中津市内の海岸(一部後背湿地を含む)

            調査時間:8:50〜16:05

            調査方法:中津市内の海岸のほぼ全域をカバーするよう16地点を車で移動しながら、双眼鏡及びフィールドスコープを用いてそれぞれの地点ですべてのガンカモ類の個体数を記録した。

             

            結果:中津市内の海岸で17種、7956羽のガンカモ類を記録した。

            地点ごとの詳しいカウント数は省略するが、種ごとの合計数は以下の通り。

             

            ツクシガモ 17

            オカヨシガモ 9

            ヨシガモ 1635

            ヒドリガモ 282

            マガモ 1117

            カルガモ 905

            ハシビロガモ 12

            オナガガモ 2560

            トモエガモ 10

            コガモ 105

            ホシハジロ 215

            キンクロハジロ 7

            スズガモ 826

            ビロードキンクロ 20

            ホオジロガモ 2

            ウミアイサ 233

            カワアイサ 1

             

            -------------------------------------------------------------------------------------

            <コメント>

            ・中津干潟シギ・チドリ類調査グループでは中津市内の海岸部のガンカモ類の越冬個体数を2013年度から継続して調査している。調査時期は全国的にガンカモ調査が行われる1月上旬から中旬に合わせて実施している。

            ・例年中津市内の海岸では7000〜8000羽程度のガンカモ類が越冬していることが明らかとなっており、今年度の調査でも8000羽弱のガンカモ類が記録された。

            ・優占種は個体数が多い順にオナガガモ・ヨシガモ・マガモ・カルガモ・スズガモであった。

            ・例年に比べてヒドリガモの個体数が少なかった。とくに例年なら数百羽の群れが見られる舞手川の河口が30羽しか記録されなかった。

            ・中津干潟で特筆されるヨシガモは1635羽記録され、とくに大新田の海岸では海岸に最も近い部分にほぼヨシガモだけの群れとなって1000羽以上が記録された。中津港の東側の定留〜今津〜鍋島にも数百羽が記録された。

            ・調査当日は風がほとんどなく海が凪いでおり、陽炎の発生も少なく、海上のかなり沖合にまでカモ類の群れがいることが確認できた。普段は風や波があって確認できないことが多いが、かなり沖合にも相当なカモの群れが越冬しているものと思われる。

            ・三百間の沖合にウミアイサの数十羽の群れが複数あり、カウントすると200羽であった。

            ・大新田の沖にはスズガモの群れが複数あり、さらにそのはるか沖にはビロードキンクロの群れがいるのが見つかった。カウントできたのは20羽であったが、実際にはもっと多くいると思われる。(翌日の観察では80羽ほどの群れを観察している)。ビロードキンクロは群れで一斉に潜っては一斉に浮かびあがって海面上で追いかけたりバタつくという採餌を行っており、その特異な行動と太い首に頭を高く上げた姿勢が他の潜水ガモ(スズガモ)やカイツブリ類とは異なっており、遠くからほぼシルエットでしか見えないが区別できた。

            ・定留〜今津〜鍋島の沖合にはホシハジロの群れがいて、そのさらに沖にはオオハムもしくはシロエリオオハムを19羽確認した(同定できたのはオオハム1羽で、その他は遠すぎて同定できなかった)。ビロードキンクロと同様にアビ類もかなり沖合に相当数が越冬しているのかもしれない。

             

             

            ホシハジロの群れとウミアイサ

             

            大新田沖のスズガモの群れ

             

            はるか沖のビロードキンクロ

             

            ツクシガモとコガモ

             

             

            <和田>


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