2017年春期シギ・チドリ類調査結果
2017年春期(4~5月)のシギ・チドリのカウント調査結果をまとめました。
調査日数:3日
種ごとのシーズン最大個体数は
ダイゼン 367
コチドリ 1
シロチドリ 5
メダイチドリ 19
タシギ 1
オオソリハシシギ 56
チュウシャクシギ 113
アオアシシギ 8
キアシシギ 156
ソリハシシギ 15
イソシギ 2
キョウジョシギ 63
オバシギ 5
コオバシギ 2
トウネン 41
ウズラシギ 2
ハマシギ 3,676
確認種数 17種
総個体数 4,532羽
となりました。
ちなみに昨年(2016年度)の春期結果は20種、5,329羽で、そのうちダイゼンが493羽、ハマシギが4,284羽でしたので、優占種となるこれら2種のカウント数は昨年の方がやや多かったようです。今シーズンは調査日数が3日と少なかったため、うまくピークを捉えきれていない可能性もあります。
昨年春はサルハマシギやキリアイ、オグロシギも記録されています。
オオソリハシシギは春の渡りのシギ・チドリの代表種で、かつては東浜に数百羽の群れで飛来していた記録がありました。私たちの調査でも2013年までは100羽を超える個体数がカウントされていましたが、昨年春は最大で81羽、今シーズンは56羽と少ない状況が続いており、飛来数の減少が危惧されます。
今後も調査を継続していきます。
<和田>
- 2017.06.02 Friday
- カウントデータ
- 19:00
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- by mizube1999